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意外に知らない!?むし歯予防に絶大な効果を発揮するフロスの役割と勘ドコロ

2018.12.01(土)

歯間の汚れを取り除くフロス。

かたぎり歯科クリニックでも、フロスは歯磨きと同じ位大切なものと考えていますが、患者さんの中には、どうもピンとこない方が多いようです。

それは、もしかするとフロスが持つ本当の役割を知らないからなのかもしれません。

今回は、フロスの役割と習慣化するためのポイントについてお話します。

 

 

フロスは目に見えないところで虫歯菌と戦ってくれている

まず、フロスの本当の役割を最初に言ってしまうと、それは「虫歯の原因となる細菌の働きを食い止める」ということです。

歯磨きだけの場合、私達の口の中には、約40%の食べかすが残っていると言われています。実は、これが口内細菌の大好物。いわゆる虫歯菌は、この食べかすを栄養に酸を発生させ、歯の表面を溶かしていきます。

そして、少しでも歯の表面が溶けてしまった私達の口内では、こんな状況が起きます。

①虫歯菌の酸によって、歯の表面が溶け、少しずつ穴があいていく

②穴があくと、さらに食べかすが詰まる

③食べかすを栄養にした虫歯菌が、酸を発生させる

…(①に戻る)

このように、虫歯菌が食べかすによって活発になってしまうと、悪循環のスタートです。

歯間から虫歯になりやすいと言われている理由も、実はこの食べかすと虫歯菌による悪循環が原因。ゆくゆくは、痛みと治療を伴うほどの虫歯に成長してしまいます。

しかし、フロスによって歯間の食べかすを取り除けば、虫歯菌に栄養を与えることがなくなるため、この悪循環を根本から断ち切ることが可能です。

つまり、「フロスが歯間の汚れを取り除く」という意見も正解ではあるのですが、フロスの本当の役割は、私達の目に見えない場所で虫歯菌と戦うところにあるのです。

それでも目に見えない虫歯菌についてイメージが湧きづらい…という方は、真夏のごみ置き場を想像してみてください。

真夏のごみ置き場は、約37度の温度と高い湿度、そして、あらゆる細菌がいるという点で、私達の口内と共通しています。

もちろん極端な例ですし、口内細菌が全て悪者というわけでもありませんが…

ゴミ置き場での細菌の繁殖を考えると、フロスのもたらす効果がより身に染みるかもしれません。

 

 

フロスは、あなたのできる頻度で続けましょう

突然ですが、カエルが、外部の温度によって体温を変化させる「変温動物」であるのに対し、私達人間は、時間や時期に関係なく体温を一定に保つ「恒温動物」です。

それは、恒温動物である私達の口内環境も一生変化することがない、つまり、細菌が繁殖しやすい口内環境と一生付き合っていかなくてはならない、ということでもあります。

そこで、カタギリデンタルでは、「フロスはあなたのできる頻度で続けましょう」とお薦めしています。

毎日フロスをした方が好ましいのは否定できませんが、一生付き合っていくからこそ、習慣化できなくては意味がありません。何よりも、自分が面倒くさくならない範囲で続けることが大切だと考えます。

「それでは、あっという間に虫歯菌が繁殖してしまうのでは?」と心配になる方もいらっしゃるかもしれませんが、小学生の時に行った、シャーレの細菌培養実験を思い出してみてください。あの時も、数時間で細菌が急激に増殖することはありませんでした。

そう考えると、フロスの使用についてもそこまで気負いする必要はないのです。

ただ、シャーレの中の細菌も、1週間経てば目に見える程大きくなりました。

口内も当然これと同じで、食べかすを何日間もそのままにしていると、虫歯菌が日に日に増殖していきます。

フロスの適した頻度は人それぞれなので、ここで明確には言えませんが、1週間に一度、2週間に一度…など、歯科医との相談の下、自分にとって最適なフロスの頻度を見つけていきましょう。

 

少なくとも、これまでフロスをしていなかった方がフロスを始めるだけで、口内環境に変化が生じることは間違いありません。

 

さて、いかがだったでしょうか。

フロスの役割は、「歯間の汚れを取り除く」という単純なものでなく、私達を虫歯菌から守ってくるという点にその本質があります。

将来的に虫歯で困らないために、今日から少しずつフロスを始めてみませんか?